2024/3/13 Vol. 14
営業本部
直川 純哉(なおかわ じゅんや)さん
(2020年8月入社)
横浜市港南区 出身
生年月1994年2月(30歳)
この会社を選んだ理由は?
以前はビルメンテナンスの仕事をしていました。以前の職場では製造業の建屋にお邪魔することもあり、製品が出来上がっていく流れを見たとき、このようなモノづくりに携われると業務は楽しいだろうなと思うことが漠然とありました。そんな中、新型コロナが猛威を振るい始めましたが、これがある意味人生をじっくり見つめ直す機会となり、色々考えた結果、高校時代の友人を介して弊社に入社することとなりました。
どんな仕事をしていますか
普段はデスクワークとして、お客様からの電話やeメールへの対応をしています。見積書の作成や製造オーダーのための書類作成、納期に関する工程調整業務といったことをしています。
また、月に何回か出張もしています。製品のPRやお客様のご要望を聞き取り、部品調達の情報交換、水素やアンモニアといった新燃料にかかる最新情報の入手などに力を入れています。行き先は大阪や九州といった遠方もあります。出張にさきがけて上司に相談しながら日程や出張内容を決定します。
はじめのうちは上司に付き添いお客様のところへ訪問していましたが、最近は単独での出張機会が増えました。
コロナ禍の影響で最近まで外回りもままならなかったのですが、それを逆手にとって社内の業務や舶用業界をしっかり把握する時間を取ることができ、現在の営業活動にプラスとなっています。
仕事のやりがいや魅力は?
出張では製品PRをすると申しましたが、その結果お客様からご注文をいただけた時はやはり嬉しいですね。
温室効果ガス削減につながる新燃料についてエンジンメーカーと情報交換を図りつつ、社内一丸となって新製品の開発につなげていますが、このような地道な取り組みの結果先日メタノール用のフィルターをご注文いただけました。これは大きな喜びでした。
近年では材料費の高騰もあり製品の価格交渉ではお客様を訪問して事情を丁寧に説明し、価格改定を合意いただけた時もやりがいを感じます。
出張の際は取引先のお客様と会食をする機会もあるのですが、そこで仲良くしていただきつつ地元の名産をいただけるというのも楽しいですね。
職場の雰囲気は?
前職では困ったときには相談してアドバイスをもらう、というのが普通の流れがあったのですが、この職場では雰囲気を察して向こうから「なにか困りごとがある?」と接してくれることが多い印象です。普段から気にかけてもらっているのでこちらからも話しかけやすい職場です。
お客様から製品に関する問い合わせがあった場合でも部門をまたいで問題解決に協力してくれるところも気に入っています。また、従業員同士の仲が良く、冗談を言ったり、自然と笑顔が溢れています。
会社のアピールポイントは?
弊社は1951年創業で主にディーゼル機関の燃料フィルターや潤滑油フィルターを手がけているほか、食品加工企業や石油化学会社、電力会社等にも各種フィルターを提供してきており、おかげさまでその技術には定評があります。あるPETボトルのお茶は、その濁り具合を出すためのフィルター製作を数社に打診したそうですが、要望を満たせたのは弊社製品だけだったと聞いています。
また、弊社のフィルターはステンレスの線を特殊加工して巻き付けているノッチワイヤーエレメントがあります。非常に頑丈で高粘度の流体にも対応し、適正に洗浄することで半永久的に使用できます。私が生まれる前の製品でも現役で活躍しているものがあります。おかげさまで弊社の濾過機の国内シェアは80%ほどいただいております。
弊社では色々な活動をしております。毎年社員旅行があり、今年度は沖縄に行ってきました。クラブ活動でいえば私が所属する野球のほかに、サッカー、ゴルフ、麻雀といった集まりがあり、リフレッシュできます。地域貢献の一環で毎月一回近隣の清掃活動を続けており、磯子区から表彰もされました。この他にも海浜清掃活動に取り組んだりもしています。社内の懇親を図るために年3回食事会もあります。
チャレンジしたいことは?
私は入社から4年目になりますが、まだ営業部門の後輩が入社しておらず、教えてもらう立場といえます。一方で、将来入社してくる後輩に対して頼りがいのある上司となるのが目標です。そのため、専門用語の理解等日々勉強して地力を付けていきたいです。
また、新燃料に関する知識を深めるとともに情報把握に努め、新製品の受注につなげられるよう活躍したいです。
働いていく中で心がけていることは?
社内にある部門のどこか1つでも欠ければ品質の良い製品をお客様に提供することは出来ない為、各部門には感謝しつつ業務を進めています。お客様が製品購入を決断する要素は性能や価格が大きいですが、そんな中で「あなたが担当だから購入します」と言っていただけるような営業マンになりたいですね。
休暇や残業は?
カレンダーどおりの休暇で、これに加えてお盆や年末年始に長めのお休みがあります。ゴールデンウィークなど飛び石の休みだと有給休暇も交えて長い休みにすることもあります。有給休暇を申告してダメと言われたことはありません。
昨年10月に結婚したのですが、先日も有給休暇をいただき箱根に宿泊旅行してきました。
尚、毎週水曜日は定時退社の日でして、さらに最近第2第4金曜日も定時退社の日となりました。
季節で繁忙・閑散の波はないですが、お客様のニーズ次第で波はあります。残業ですが、上司をはじめ周囲が支援してくれることが多いです。独身当時、現在の妻の誕生日にたまたま多忙な状況となったのですが、周囲のヘルプのおかげで残業が最小限で済み、ケーキを買うことが出来、祝うことが出来たのは強く印象に残っています!
趣味や休日の過ごし方は?
出張で名産品を食べ過ぎたのか最近太ってしまいました(笑)このため高校時代にやっていたバドミントンを再開したり週一ペースでお手軽なジムに通ったりしています。
弊社野球部に所属しているのですが、草野球大会のほか他チームに声かけして対戦することもあります。
その他の日には妻と買い物に行ったり、愛犬と遊んだりしています。
いつもの一日
デスクワークの日
7:50~8:05 |
バイク通勤 |
8:25~8:35 |
始業・課全体のミーティング |
8:35~12:00 | お客様電話対応、eメールチェック、見積書作成 |
12:00~13:00 |
昼休み(近所の久良岐公園で従業員同士でキャッチボール&サッカー等運動) |
13:00~17:30 | 電話対応、製造オーダーのための書類作成、納期に関する工程調整業務 |
17:30~ | 退社 |
出張の日(例:大阪)
午前中 |
新横浜から新幹線移動 |
11:00~ |
1社訪問、ご要望伺い、製品PR、業界情報交換etc. 適宜昼食 |
13:00~18:00 | 2~4社訪問 ご要望伺い、製品PR、業界情報交換etc. |
19:00~ | お客様と会食 |
大阪泊 翌日も数社周り夜帰宅 |
最後にひとこと
転職前の私の日常生活で船との接点はなく、意識もせずに過ごしてきましたが、今改めて考えますと島国日本にとって貿易のために船が欠かせません。弊社の製品がその船のエンジンを適正に動かすことに必要不可欠であり安定した航海を支えています。これはこの会社の魅力であり誇りといえます。
最後に、私は経済学部出身でいわば畑違いであり、友人の紹介がなければ弊社と巡り会うこともなかったかもしれません。そのような私にもしっかりと教育してくれる良い会社です。未経験で不安もあるかもしれませんが心配要りません。周囲が手助けしつつ成長を見守る企業風土ですので、弊社が気になった方は是非お声かけください!
●会社情報
神奈川機器工業株式会社【舶用工業】
〒235-0021
神奈川県横浜市磯子区岡村8-19-1
TEL:045-753-3800(営業本部)
《ホームページURL https://www.kanagawa-kiki.co.jp/》
(本件窓口 : 営業本部 直川純哉)